こんにちは。
今回は、私が2023年11月から2024年5月にかけてオーストラリア(ゴールドコースト)でワーホリをした際、どのようにベビーシッターの仕事を見つけたかを紹介します。
これからオーストラリアで子ども関連の仕事を探す予定の方、または現在ワーホリ中でベビーシッターの仕事を探している方向けの記事になっています。
ワーホリ当時の自分の資格と保育経験について
まず始めに、ワーホリ当時の私の保育分野での資格と経験についてご紹介します。
<保育資格と経験>
- ブルーカード(Blue Card)保持
- 日本の保育士免許、幼稚園教員免許保持
- カナダのEarly Childhood Educator(ECE)資格保持
- 日本・カナダで数年間の保育経験(ベビーシッター含む)
- カナダのファーストエイド(First Aid)資格保持
- カナダのフードセーフ(Food Safe)資格所持
日本で幼稚園教諭として、またカナダでは、ベビーシッターやECEとして保育経験を積んでからオーストラリアへ渡航しました。
当時の保育力・英語力は困難なく現場にすぐ入れるレベルでした。
ベビーシッターは幼い子どもの命を預かる責任の大きい仕事です。
そのため、保育関連の学歴や職歴に加え、ファーストエイド(First Aid)やフードセーフ(Food Safe)などの資格を持っていると仕事探しに有利です。
また、ベビーシッターの求人の中には「子どもの送り迎えができる人」を求める家庭も多いため、車の運転ができることも強みになります。
私の場合は、ペーパードライバーで運転に自信がなかった為、車を必要としない家庭を探しました。
ブルーカードについて
オーストラリアのクイーンズランド州(ゴールドコーストを含む)で、子どもと関わる仕事に就く場合は、ブルーカード(Blue Card)の所持が必須です。
これは、州政府が発行する「子ども関連業務に携わるための身分証明・無犯罪証明」のようなもので、保育士や教師、ベビーシッターなども対象になります。
ブルーカードの申請について、くわしくはこちらから確認できます。(英語ページ)
オーストラリアでは、クイーンズランド州以外でも、すべての州・地域で「子ども関連業務に携わるためのチェック」が必要なようです。州によって名称や申請方法、費用が異なるため、働く予定の州に合わせて事前に確認しておくことが大切です。
子ども関連の仕事を始める前に、必ず申請しておきましょう◎
ベビーシッターの仕事の探し方
続いて、オーストラリアでベビーシッターの仕事を見つける方法を紹介していきます。
1,サイトやアプリを利用する
まずお勧めするのは、サイトやアプリを活用する方法です。
オーストラリア在住者向けのベビーシッター求人サイトや、シッター向けのアプリがいくつかあります。
私もワーホリ開始直後はコネクションが全くなかったため、アプリを通じてファミリーを探しました。
2. SNSやコミュニティを活用する
SNSや地域コミュニティを活用して仕事を探す方法も有効です。
例えば、Facebookには、現地在住の人々が情報交換を行うグループが複数あり、そこで求人投稿やシッター募集の書き込みも見つけられます。
しかし、中には詐欺の投稿もあるので、これらを活用して仕事を探す場合は細心の注意が必要です。
3,コネクションを活かす
最後にご紹介するのは、自分の人脈を活かす方法です。
自分のカナダでの経験上、コネクションを通じての仕事探しが最も有効だと感じています。
しかし、ワーホリ開始直後はコネクションがなく、難しい場合が殆どです。
現地で友人や知り合いが増えれば増えるほど、彼らに仕事を紹介してもらう機会も増えていくでしょう。
このように、サイトやアプリ、SNS、そしてコネクションの3つを組み合わせることで、効率よくベビーシッターの仕事を見つけることが可能です。
仕事探しの際に私が実際に利用したアプリ
シッターの仕事を探す際に利用できるアプリは沢山あるのですが、今回は私が実際に利用し、ファミリーを見つけることが出来たアプリのみご紹介します。
私が利用したのは、以下の2つのアプリです。
1,Kiddo
1つ目は、Kiddoです。
Kiddoは、オーストラリア全域で利用されており、短期や単発の依頼も多いです。
私の場合は最初に単発の仕事を受け、その後そのファミリーからレギュラーとしての依頼を受けました。
2,Babysits
2つ目が、Babysitsです。
こちらも比較的人気の高いプラットフォームで、プロフィールを作成して数週間後にファミリーから連絡が来ました。
私はこのアプリ経由で、レギュラーのファミリー1組を見つけることが出来ました。
この2つを併用し、1〜2か月の間に2組のオージーの家庭を見つけました。
1歳と4歳の姉妹のお子さんがいる家庭と、2歳の男の子のお子さんがいる家庭です。
どちらの家庭も、私の保育経験と日本人であることに好印象を持って連絡してくれたそうです。
保育経験や資格に不安がある場合
オーストラリアでベビーシッターの仕事を検討している場合は、以下の準備をしておくと良いでしょう。
- 英語力をできる限り高める
- 保育関連の資格や経験を積んでおく
- ある程度の貯金を準備する
- 現地でのボランティアやオーペア経験を活かす
- 運転免許を取得する
自分は日本とカナダでの保育経験があったため、比較的スムーズにファミリーを見つけることができました。
しかし、ベビーシッターに限らず、私がワーホリしたゴールドコーストは仕事探しに難航している人が多い印象を持ちました。
英語力や人脈、関連する経験がない場合は、仕事を見つけるまでに時間がかかることもあります。
冒頭でも触れましたが、ベビーシッターやオーペアの仕事では、子どもの送り迎えができる人を求める家庭も多いため、車の免許を持っていると大きなプラスになります。
まとめ

オーストラリアでベビーシッターとして働きたい方は、事前準備を出来る限り整えてから渡航することをおすすめします。
具体的には、以下のような準備が必要です。
- 英語力の向上
- 十分な資金の準備
- 保育関連の経験を積むこと
オーペアを経験したり、デイケアでボランティアをしてから仕事を探す方法も有効です。
(私はカナダ滞在中、デイケアでボランティアを行い、英語力と保育経験を身につけました。)
オーストラリアでのワーホリ中にベビーシッターとして働くことは、英語環境に身を置きながら子どもと関われる貴重な経験です。
しっかり準備をすれば、きっと自分に合ったファミリーに出会えると思います🌸
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!✨
