ベトジェットエアで遅延した体験談|補償・対応まとめ【2025】

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ベトジェットで遅延した体験談

2025年春、ベトジェットを利用した際に約6時間の遅延を経験しました。

今回は、その際の経験談についてまとめていきます。

ベトジェットの利用を検討している人の参考になれば幸いです。

約6時間の遅延

さて、今回ベトジェットにて約6時間の遅延を経験したのは、今年2025年春のことです。

その際に利用したのは、ラオス・ビエンチャンからベトナム・ホーチミンを経由して、成田へ向かう便。18:45出発の便に乗る予定でしたが、遅延が生じ、実際には24:30の出発となりました。

結果的に約6時間の遅延です。

遅延したのは最初の区間であるビエンチャンからホーチミン行きのフライトだったため、ホーチミンから成田への乗り継ぎ便に間に合わなくなってしまいました。


チェックインカウンターで提示された2つの対応方法

遅延が発生した際、チェックインカウンターにて、対応方法について説明を受けました。

(乗り継ぎに間に合わない成田行きの乗客は最後にまとめて呼ばれました。)

その際に提示された選択肢は2つ

  1. ビエンチャンに一泊し、翌日のフライトで成田へ向かう
    → ただし宿泊費などの補償はなし。
  2. その日のうちにホーチミンまで飛び、翌日の便で成田へ向かう
    この場合はホテルが手配されるとのこと。ただし、レイトチェックアウトが可能かどうかは分からないため、現地スタッフに直接確認するようと言われました。

説明を受けている際、1人の乗客が成田ではなく羽田行きに変更できるか質問したところ、「可能である」との返答。

フライト時間と空港の場所を考慮した結果、自分は羽田行きの便に振り替えてもらうことになりました。


水と食事の提供

無事に搭乗券を受け取り、チェックインを済ませゲート近くで待機していると、夜11時30分頃に搭乗客を対象に水と食事の提供がありました。

ベトジェットから提供された水と食事
ベトジェットから提供された水と食事

(提供された食事は焼きそばでした。お肉が含まれていたので、ベジタリアンの搭乗客は食べることができず、水のみ受け取っていました。)


そして24時近くになった頃、ようやく搭乗することが出来ました。


ラオスでのチェックインカウンターでの案内によると、ホーチミンのタン・ソン・ニャット国際空港では、ベトジェットのスタッフが待機していることになっていました。

しかし、到着ゲートにはスタッフの姿が見当たりません。

そのため、とりあえず手荷物受取所へ向かうことに。

そして、その途中で、ベトジェットのスタッフを見つけ、声をかけることが出来ました。

状況を説明すると、「ここで待機してください」と言われ、待機することに。


私たちのやり取りを見ていた、バリ行きの便を利用予定だった女性2人組もサポートを受けようと声をかけていました。しかし、彼女たちは他社便での乗り継ぎだったため、残念ながらベトジェットからの対応を断られていました。

乗り継ぎを検討している場合は、ベトジェット(同じ航空会社)で統一した方がサポートを受けやすく、安心です。


バウチャーの受け取り

スタッフにパスポートを提示するよう言われ、渡してそのまま数分待機していると、10ドル分の空港内で使えるバウチャーを持って帰ってきました。

「そのバウチャーで空港内にある90分の仮眠室を利用できる。」と言われました。

ラオスの空港では、宿泊場所を提供してもらえると聞いていた為、状況に納得できなかった私と同じ便に乗る予定だった数人は、その場で抗議をしました。すると、スタッフは「確認する」と言ってオフィスへ戻っていきました。

1時間以上対応を待って、ようやくスタッフが戻ってきました。(待ち疲れました。笑)

上司に確認した結果、やはりホテル宿泊は不可能とのこと。その代わり、最初に提示されたバウチャーの倍額分である20ドル分のバウチャーを受け取り、この件は落ち着くことに。

今回のように納得のいかない状況に陥った際は、まず交渉してみることを推奨します◎


今回は、ベトジェットのスタッフ間でのミスコミュニケーションがあり、このような対応になりました。ラオスとベトナム、他国間でのやりとりだったため、仕方がないのかなと思いました。

LCC(格安航空会社)なので、このくらいは大目に見ます。

ベトジェットのスタッフから受け取ったバウチャー
ベトジェットのスタッフから受け取ったバウチャー

ホーチミン空港内の仮眠室

バウチャーを受け取ったあとは早速、空港内の仮眠室へ向かいました。

仮眠室は国際線ターミナル2(T2)のゲート27の近くにあります。
値段は1時間あたり7ドルでした。

タン・ソン・ニャット国際空港にある仮眠室の案内
仮眠室(Sleep Zone)の値段案内

受付は仮眠室の隣のお店、FRESH2GOで行いました。

20ドル分のバウチャーがあったので、計3時間の利用が出来ました。(差額1ドル分については特に支払いを要求されませんでした。)

タン・ソン・ニャット国際空港の仮眠室の様子
仮眠室の様子
タン・ソン・ニャット国際空港の仮眠室の様子②
仮眠室の天井の様子

写真を見ても分かる通り、仮眠室内は清潔で快適。コンセントもありました。しかし、密室ではないため、空港内の騒音が少し気になりました。(それでも自分は疲れていたのでよく眠れました。)


ホーチミン空港内の無料シャワー室

仮眠した後は、無料のシャワー室へ向かいました。

シャワー室はゲート25番付近のトイレ内にあります。

設備はあまり整っていませんでしたが、無料でシャワーが浴びられるだけありがたかったです。(シャンプーやタオルなどは各自で用意する必要があります。)

タン・ソン・ニャット国際空港にある無料シャワー室の様子
トイレ横にシャワールームが2つありました。
タン・ソン・ニャット国際空港にある無料シャワー室の様子②
無料シャワールームの様子
タン・ソン・ニャット国際空港にある無料シャワー室の様子③
無料シャワールームの様子②

保険金の受け取り

ホーチミンの空港で搭乗待ちの間、ベトジェットから遅延に関する保険メールが届きました。案内に従って申請を行ったところ、後日約5,500円相当の保険金を受け取ることができました。

なお、残念ながらこの保険サービスは現在停止されているようです。(詳しくはこちら。)


翌日のホーチミンから羽田行きの便は定刻通りで、羽田へは早朝に到着。始発の電車まで空港で待機してから、帰宅しました。

ベトジェット遅延時の対応まとめ(約6時間の遅延の場合)

  • 振り替え便:次の便へ手配。(当初とは違う空港への便の手配も臨機応変に対応◎)
  • 飲食の提供:水と1食分の食事。
  • バウチャー:20ドル分支給。(もし交渉しなければ10ドル分のみの支給でした。)
  • 保険金:約5,500円。(残念ながら現在は保険金のサービスを停止しています。)

スタッフ間の連携ミスで当初案内と異なる対応もありましたが、後日保険金を受け取れたことに加え、20ドル分の空港バウチャーも支給され、LCCとしてはそこまで悪くない対応でした。

ベトジェットでは遅延がよく発生するようなので、予約をする際はそのリスクを考慮した上で、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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